地震で所有する不動産物件に被害が出たにもかかわらず、思うような保険金が支払われずに悩んでいる人は多いのではないでしょうか?

地震保険は何度でも再鑑定を依頼することができますが、やみくもに再鑑定を依頼しても同じ結果となってしまい、時間と労力が無駄になってしまいます。

ここでは再鑑定によって「一部損」から「小半損」に鑑定結果を引き上げることに成功した経験から、コツやポイントを解説していきたいと思います。

地震保険再鑑定で成功するコツ・ポイント 

地震保険の鑑定を一度でも受けたことがあるのであれば、保険会社には詳細の鑑定レポートが残されています。このレポートで建物の主要構造部への損害が5%未満であれば保険金支払い無し、5%以上20%未満であれば「一部損」、20%以上40%未満であれば「小半損」という形で損害認定が行われます。

実はこの鑑定レポートは保険会社に依頼すれば、取り寄せることが可能です。このレポートを見ることによって、それぞれの損害がどのように拾われているのかを確認することができ、自分が想定しているものとの差異を知ることができます。

もし自分が想定している損害が拾われていない、損害の認定が甘いのであれば、再鑑定の際にはその部分を優先的にみてもらうことで、鑑定結果を一段階引き上げることに成功する確率は高くなると言えるでしょう。

地震保険の鑑定結果に納得がいかず、再鑑定を検討している場合には、まず鑑定レポートを取得してみることをおすすめします。保険会社に電話すれば、郵送で1週間程度で到着します。

鑑定レポートの詳細分析 

保険会社から送られてくる鑑定レポートは詳細が記載されており、その枚数の多さに驚くかもしれません。地震保険の損害認定は専門の鑑定人が行っており、記録をしっかりと残すためにも、しっかりと作りこまれています。

損害認定の知識があまりない素人がこのレポートを見たとしても、詳細を分析するのは簡単ではありません。もちろん自分で勉強して知識をつけ、分析をすることはできますが、地震保険の申請は一生のうちに何度も行うことではないので、わざわざ貴重な時間を費やして勉強をするのかはよく考えた方が良いでしょう。

私は鑑定レポートの分析から、地震保険の鑑定までを専門の業者に依頼し、見事「一部損」から「小半損」に鑑定結果を引き上げることに成功しました。知識・経験のある専門家であれば、鑑定レポートを見て現場検証を行うことで、この部分の損害認定が甘いとか、この部分の損害を見落としているとかを見抜くことができます。

また再鑑定の際にも、知識・経験があるので、鑑定人と対等にやり取りすることができ、地震保険の保険金支払いを最大化することができる確率が高くなります。

地震保険の再鑑定にかかる手間や成功確率を考えると、専門の業者に任せてしまうというのはおすすめです。

信頼のできる業者の選び方 

地震保険の代理申請を行ってくれる業者は、インターネット等で見つけることはできますが、火災保険の代理申請の業者に比べると数は少なく、また口コミや評判を目にすることはありません。

私もインターネットから複数の業者にコンタクトを取りましたが、メールでの対応に違和感があったり、手数料が高かったので、最終的には信頼できる知り合いの不動産投資家から紹介してもらった業者を起用することにしました。

その業者は知人も利用したことがあり実績もありましたし、手数料も完全成功報酬制で自分が調べた中でも業界最安値であったので、安心して依頼することができました。

担当者と電話・メールでやりとりし、再鑑定前に物件の現地調査の際には実際に会いましたが、こちらの質問にも丁寧に答えて頂き、信頼することができました。

悪質な業者に当たってしまうと、自ら建物に損害を与えて保険会社とトラブルになるケースや、完全成功報酬制と言いながらも理由を付けて費用を請求したりとか、そもそも報酬が高すぎるとか、さまざまなトラブルが発生しているという話を聞きます。

私が利用した業者は完全成功報酬制で、対応もしっかりしており、出来ないことは出来ないとはっきり言ってくれます。また報酬も業界最安値となっているので、自分が実際に起用した経験からも、総合的に判断しておすすめです。

もし私が起用した業者の紹介をご希望の場合には、お問い合わせして頂ければ紹介いたします。完全成功報酬制で保険金が支払わなければ費用は一切発生しないこと、最近は地震保険の案件が増えてきていることから、出来るだけ早いタイミングで依頼することをお勧めします。

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まとめ 

地震保険の再鑑定で成功するためのコツ・ポイントは保険会社から鑑定レポートを入手、その内容を分析して対策をたてることです。

ただ知識や経験が無い素人が対応するのは難しいので、専門家に依頼するのをお勧めします。特に不動産投資家であれば、難しい地震保険の対応は専門家に任せて時間を節約し、新たな物件取得など収益拡大の方に時間を費やした方が効率的と言えるでしょう。

私が実際に起用し、「一部損」から「小半損」に鑑定結果を引き上げることに成功した専門家も紹介すること可能です。それ以外でも疑問等あればお気軽にお問い合わせして頂ければと思います。

みなさまが納得いく保険金を受け取り、入居者が安心して生活できる住居を提供し、安定した不動産賃貸経営ができることを、お祈りしております。

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